2006/08/14

国家が保障する「国家資格」への異見を聞きたくなかったのではないか。

Q:国家が保障する「国家資格」の創設が望まれるとおもう。異見をお聴かせください。
A:
質問者の方のご年齢もプロフィールも分からないのですが、あえて「異見」をということなので、いくつか述べたいと思います。一部失礼な面もありますがご了承ください。

・何が言いたいのか分からん
質問文は「老子」「君が代」「シンドラー」などの思いついた単語でテキトーに文にした悪文です。特に始めの3つの文の終わりの「…気がするが。」「…想っていたが。」「…思っていたが。」という並びは、全くダメです。
例えば「老子の教えを…だと誤解している若者がいる。本来…という意味であり、…という行動を取るべきである。」などのようにすべきです。自分の主張に自信が無い、あるいは主張すらなくて単なる思いつき程度のことをグダグダ言っているように見えます。

・国家が保障する「国家資格」
例えば「一級建築士」という国家資格をご存知でしょうか。建築士法に基づく国家資格です。「国家資格があればエレベーター問題は解決するはず」などと短絡的に考えているように見えますが、「姉歯問題」のように国家資格を持っていてもコンプライアンスの意識に欠ける者がいて、大きな問題を引き起こしたことをニュースでご覧になったのでないでしょうか。
そのうえ、国家資格を持った人の不法(不適正)行為は国家が被害者に補償する仕組みがあればよいと考えているのならば、全くの見当違いです。
多くの銀行が巨額の不良債権を抱え、国が公的資金を投入し財政面で支援した際「モラルハザード」と呼ばれる問題が指摘されました。「チャランポランな仕事をしても国が助けてくれる仕組みがある」となると、誰も真面目に仕事しなくなる、というのがモラルハザードです。

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質問者は、おそらく異見を求めたのではなく、自分の意見を理解してほしかっただけのようだ。単なる変換ミスだろう。
あまり、つまらないこと(国家資格に対する盲目的な信奉、モラルハザードなど)を指摘するのも不毛なので、このような質問には次からは回答しないほうが良いと思い始めている。まるで中学生を相手にしているようだ。