2006/08/08

夏休みの宿題の効用

Q:夏休みの宿題は意味あるのか
A:
私には、日本中の小学生の子どもたちに卒業までに何が何でも身につけさせたい「力」があります。齋藤孝氏の言う「段取り力」です。(氏は3つの力として、まねる力・段取り力・コメント力を提唱しています。)

「段取り力」という名前だけでも分かるように、目標を決めたら、それに向けて一歩一歩どのように進めたらよいのか自分で考え、それを実行する力です。

「予定を立てて、そのとおりに進めていけば、後になって苦労することがない。」
このことを、夏休みの宿題で身をもって分かってもらいたいと思います。
ついでに、学力がつけばなお結構だと思います。

夏休みの宿題をやっても、十分、真っ黒に日焼けして健康でいることができますからね。
---------------------------------------------

理想論だけで回答してしまった。
こんな回答をしていても、私自身、夏休みの終わりになって必死に宿題を片付けていた。
しかし、社会人となってから「段取り力」の必要性はヒシヒシと感じている。
その意味でも、「課題」と「計画」と「実行」ということについて、もっともっと小学生レベルで教えるべきだと思う。