今日も暑かったので思ったこと
今回は「Yahoo!Japan 知恵袋」のネタではなくて、単に思ったことを。
知人のBLOGを見たのだけど、何となく違和感を感じていて整理がつかず、とりあえず思ったことをまとめてみようと思う。
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地球がおかしい!明らかに何かが狂ってきている気がしている。
…(中略)
エコライフを単に実践するでもなく、もっと考えようよ!
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今日(2006/07/28)も梅雨明けでもなく暑い一日だった。
これだけ暑いと「温暖化対策」を考える気にはなる。
たとえば「チーム・マイナス6」という国民運動がある。
2008年~2012年の間に、1990年を基準として温室効果ガスの排出をマイナス6%にするために、各国民が運動しようというものだ。
残念ながら私の家庭では、どうやっても達成できない。
理由は簡単、子供が生まれたからで、それだけでもプラス数十%になるだろう。
また、生活の一つ一つを考えてみても、1990年よりも少ない電力消費は考えられない。
その意味で、原子力発電に期待するしか無く、私の身の回りの努力では何の意味もない。
たとえば私は「プリウス」に乗っているが、これが環境に良い自動車だとは全くの嘘だ。
ハイブリッドと言っても「多少燃費が良い」車というだけで、車両価格を考えると経済的とは言い難い。つまり生産コストが高いということだ。生産コストが高い分、生産時の環境負荷は一般車よりも高い。生産時の環境負荷を上回るほどの「排出ガス削減」を達成するためには長期間の使用が必要だ。
だったら、自転車に乗った方が良いだけのことだ。
排出ガス削減効果は比べるのが馬鹿らしいぐらい桁が異なる。
環境問題に対しては科学的なアプローチが可能なはずだが、効率の悪い対策や、無駄な対策が数多くある。
ダイオキシンがダメだから焼却炉は廃止だとか、
環境ホルモンがダメだからプラスティック容器は廃止だとか、
非科学的な対策ばかりだ。