地球の内核は何故固体か
Q:地球の中心部にある核は、外核と内核とあり、外核は液体で、内核は固体だというが、ものすごい高温なのに液体なのはなぜか
A:
一番の理由が圧力でしょうね。
地球中心部の圧力は400万気圧だろうと推測されています。
ところが、温度については良くわかっていません。
おそらく内核は絶対温度で5,000度から8,000度ぐらいだろいう予想があるのですが、外核よりも温度が高いとは限りません。
逆に、外核の温度よりも低い可能性すらあります。
そのため、外核では液相だった金属が、内核にきて冷えて固相になって徐々に内核が成長しているのではないか、という予想すらあります。
なにせ人類が行ったことがないし見たこともないところなので、地震波の反射しか証拠がありません。
内核と外核とに分かれていること、固相と液相とになっていることぐらいしか、はっきりとはわかっていないのです。
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肝心なところを間違ってしまった。
「外核の温度より高い可能性すらあります」と回答してしまった。
上記のように「逆に、外核の温度よりも低い可能性すらあります」と言いたかった。
新年早々、訂正です。
皆さん、あけましておめでとうございます。