スパゲティを茹でるお湯に塩を入れる理由:
Q:
スパゲッティを茹でるお湯には塩を入れますね。どうしてですか?
ソースを絡めて食べますのでソースで変わるのではと思うのです。
そうめんはどうして塩を入れて茹でないのですか?
A:
良い質問ですね。面白いと思います。
1 パスタをゆでるときに塩を入れる理由について
・塩味をつける
・「塩析」という現象を利用してパスタのたんぱく質を溶かしコシをつける(グルテンが残る)
・食塩水の方が水よりも沸点が高いので、茹でるのに適している
という理由があるそうです。
http://tomato-and-basil.com/column/100.html
確かに「塩味にしてもソースで味付けが変るので意味が無い」という意見は、ごもっともだと思います。
2 そうめんとの違いについて
最初から「そうめんには塩が入っている」のです。
パスタを作るには小麦粉と水だけで、「塩」は混ぜません。
一方、そうめんは小麦、塩、植物油、水を使います。
おそらく塩の入手が容易だったかどうか、地域の差、時代の差によるものでしょう。
したがって、そうめんを茹でる場合には塩を混ぜる必要が無いと言えます。
http://www.citydo.com/soumen/the03.html
ちょっとした調理方法の違いですが、素材であるパスタとそうめんの歴史も関係していると言えますね。
パスタやそうめんを食べるときに、子どもに説明して見たいと思います。
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このような質問は面白くて良いと思う。
調べてみると楽しい。生活に直結する科学でもある。
子どもとパスタを食べるときに話題にしてみようと本当に思った。