2007/11/25

スポーツのルールでおもしろいもの→剣道の残心

Q:スポーツのルールでおもしろいもの
A:剣道では一本を取ったとしても、勝った方がガッツポーズをすると、取り消しになる。

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全日本剣道連盟の剣道審判試合規則で次のように定められている
----以下引用
[有効打突]
第12条
有効打突は、充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする。
----引用終わり

「残心あるもの」というのが難しい概念だ。
相手を竹刀で打った後、油断せずに、相手が起き上がってきたり、他の敵が来ることに、備える行動を言う。
剣道が、戦場で命のやり取りをすることに由来することから来るルールと言える。
したがって「ガッツポーズ」をとることは「油断」であり、第12条に基づき有効打突とは認められないことになる。
おもしろいルールと言えるが、剣道らしいルールでもある。

剣道に限らず、柔道、弓道など(茶道ですら)、スポーツとしての体力・技の磨きあいだけでなく、心の修練の面を大きく取り上げている。日本人特有なのかもしれない。

2007/10/16

「データセンター化」「ラック化」とは?単にデータセンターに従来のサーバを移設、サーバをラックに整理する、というではないはず。

Q:
「データセンター化」「ラック化」とは?単にデータセンターに従来のサーバを移設、サーバをラックに整理する、というではないはず。

A:
確かに、データセンターに従来のサーバを移設、サーバをラックに整理する、程度の意味しかありません。

例えば、数十台や数百台のサーバーが会社のあちこちにバラバラに設置されており、管理が不十分(バックアップもロクにとれていないなど)の場合には、サーバーを一箇所に集めてバックアップ作業やトラブル対応専用職員を常駐させれば合理的になると言えます。

また、いわゆるタワー型のサーバーが百台ぐらいあると、一つの部屋に入りきりません(入ったとしてもハードディスクの入れ替えなどのメンテナンスができません)。そこで、容積を取らないラック型のサーバーをラックに整頓することで床面積効率を高めることができます。メンテナンスも可能になります。

深い意味なんか無いんですよ。
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その後、次のように質問者の方がコメントしてくれた。
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なんかものすごく複雑なシステム変更などが行われるのではと思っておりましたが、単純にリアルでデフラグかけるような作業のことなのですねー。
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素晴らしい洞察力だ。
私の回答した内容も、ハードディスクのデフラグも両方とも理解されている。
さて、私の部屋も整理整頓しなくては。

2007/09/29

テレビの横に電話機を置いても問題はないか→電話するときにうるさいだろう

Q:テレビの横に電話機を置いても問題はないか→電話するときにうるさいだろう
A:
電波や電磁波によって、テレビや電話機に問題がでることはありません。
ただし、電話するときにテレビの音声が邪魔になるでしょう。

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電磁波については悪いものという印象があるようだ。
これも「ニセ科学」の悪影響なのだろう。

3連休→2009年には5連休がある

Q:3連休が多い
A:
月曜日に祝日を充てたほうが休みが多くなるであろう、ということで3連休が増えました。

なお、再来年の2009年の9月には、質問者がお望みのような5連休がある予定です。
2009年9月
9月19日(土)土曜日
9月20日(日)日曜日
9月21日(月)敬老の日(第3月曜日)
9月22日(火)祝日にはさまれた場合に自動的に「国民の休日」となる
9月23日(水)秋分の日(予定)

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5/4を祝日と定めたときに、オセロのようなルールが無くなると思っていたが今でも有効だ。
ということで、2009年に5連休があることになっている。

日本刀を所有するには

Q:日本刀を所有するには
A:
刀剣登録されている太刀・刀であれば、所有者に資格は不要です。
大昔は警察で刀剣登録されていたそうですが、今の法律では刀剣登録は都道府県教育委員会の仕事です。

なお、摸擬刀であれば登録は不要です。
模造刀だと登録できませんので、所有すると違法となります。警察に相談して所有放棄してください。
本物の太刀・刀であれば、登録が必要です。
一般に入手できるのは、摸擬刀か、登録済みの太刀・刀だけです。

参考として東京都教育委員会のページをどうぞ。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/pickup/p_bunka/jyuho.htm
----以下引用
 銃砲や刀剣類は原則として所持することはできませんが、銃砲刀剣類所持等取締法第14条の規定により、美術品若しくは骨董品として価値のある火なわ式銃砲等の古式銃砲、又は美術品として価値のある刀剣類は、東京都教育委員会で登録することにより所持することができます。
----引用終わり

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模擬刀と模造刀は誤解されやすい。
一番多く流通されているのは模擬刀だろう。居合道で使われることもあるそうだ。

2007/08/18

どうして公務員の天下りがあるのか→官僚がズルイから

Q:「人材バンク」「天下り」など、どうして公務員は擁護されているんですか
A:
国家公務員I種採用の職員だけは、事実上、定年前に辞めさせられるからです。
I種採用の国家公務員は「官僚」と呼ばれ、各省庁でエリートコースを歩みます。同期が何人かいる中で、最終的に「事務次官」にまでなれるのは1人いるかいないかです。

民間企業であれば、出世しなかった人はそれなりのポストで定年まで働くのですが、官僚だけは「それだと、働きづらいだろう」ということで、事実上は辞めさせられます。ところが、「辞めさせられるのもかわいそうだから、次の仕事を用意してやろう」と民間企業などに天下りさせるのです。

非常に悪い制度です。
一番悪いのは、そのような人事慣行を何十年も続けた官僚です。
次に悪いのは、そのような天下りを受け入れて、その人の給料以上に国から仕事をもらう企業です。

----ちょっと追加をします。

民間の大企業でも天下りに近いことを行っています。
大企業での出世レースに敗れた人は、子会社・関連会社へ出向させられることがあります。
それに近い人事慣行と言えます。

しかしながら、そんな人事慣行を続ける企業は競争力が損なわれます。
必要も無い職員を押し付けられる子会社・関連会社はいい迷惑です。

民間企業であれば、若くて優秀な職員が「ごぼう抜き」で昇任し先輩だった職員を部下にすることは良くあることです。
しかし、国家公務員に限っては「秩序を乱す」として「天下り」させているのです。

なお「どうすべきか」については、国家公務員法に答えが書いてあります。
----以下引用
国家公務員法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO120.html
(昇任の方法)
第三十七条
職員の昇任は、その官職より下位の官職の在職者の間における競争試験(以下試験という。)によるものとする。但し、人事院は、必要と認めるときは、試験を受ける者の範囲を、適宜制限することができる。
----引用終わり

このように国家公務員法という法律によって、昇任は「競争試験」が原則と決まっています。
競争試験によって、優秀な職員は上位の職へ昇任させ、そうでない職員は昇任できない、という「若い職員でも試験に受かって偉くなる」仕組みです。
しかし、国家公務員I種には、全く「昇任試験」がありません。
実に恥知らずで怠慢な人事制度です。(実際には、優秀ではない職員は辞めさせられていきます)
法律に書かれてあることを行わず、天下りによって民間企業に迷惑をかけ、税金の無駄づかいの元になっているのです。

----さらに追加します。

「官僚としての能力のある職員を採用したがっている企業があれば、天下りも悪いことではない」という意見には賛成しかねます。
なぜなら、
「官僚としての能力」が十分に無いから辞めさせられる職員であること、
「営業で頭を下げることを知らず、会社が倒産する危機感も知らない」公務員を本気で必要としている企業は、まずありえないこと、
「天下りを受け入れている企業」は「見返り」を求めていること(談合を見逃してもらったり、行政情報をいち早く手に入れたりという、見返りです)
などの理由からです。

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今回は長文になってしまった。
それでも言い足りないような気がする。上手にまとめられなかった。
天下りという時代錯誤な風習もそのうち無くなるのだろう、そう思っている。
しかし、官僚の力は強くて100年後も天下りは無くならないかもしれない。

ペイオフは誰が払うのか→預金保険機構

Q:ペイオフは誰がどこから金を用意して払うのか
A:
「仮に銀行に2000万貯金してた場合保証される限度額が1000万ですか?」…そのとおりです。
http://www.dic.go.jp/wakaru/hatan/hatan.html

「全額じゃないにしろもう少し戻ってくる可能性もあるんですか?」…もちろん、戻ってくる可能性が高いですね。
http://www.dic.go.jp/wakaru/hatan/toriathukai.html

「そのお金って一体だれが払ってくれるんですか?」…預金保険機構です。
http://www.dic.go.jp/wakaru/hatan/shikumi.html

「だとしたら税金ですか?」…各金融機関が預金保険機構に保険料を支払っています。その保険料を積み立てていてそこから支払います。
http://www.dic.go.jp/hoken/suii.html

現在の保険料は0.08%です。
この分のお金は預金者に「利息」として支払われても良いものですが、預金保険機構に支払っているため、その分、普通預金などの利率が下がっています。

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預金保険機構はマンガを使って説明している。
結構わかりやすいと思う。(ただしマンガの画は今一だ)

しかし、各金融機関はペイオフのことを大して宣伝しようとしない。
自分の会社が破綻するとしたらどうなるかを宣伝するのがいやなのだろう。
でも、ちゃんと説明した方が良いと思う。