2006/09/20

ブランコを漕ぐ仕組み:パラメーター励振

Q:ブランコを漕ぐと前後に動くのはなぜ?
A:
いわゆる「パラメーター励振(れいしん)」という物理現象です。

質問後段の「重心の前後の移動だけでは、振幅は大きくならない」という意味は誤っていません。
ブランコのこぎ始めは、重心の前後移動によって、わずかにブランコを前後に揺らすことからはじまります。

振幅を大きくするためには、「タイミングよく」重心を上下に変化させるのです。具体的には、ブランコが真下に来たときに重心を上げ、ブランコが前又は後ろに振れたときに重心を下げるようにします。すると、角運動量が追加されるので、振幅が増えるのです。

詳しい説明が「hirax.net」にあります。参考にしてください。(その後、リンク切れになりました)
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パラメーター励振なんて言葉は、ブランコぐらいでしか使わないなあ。
たしか「物理の散歩道」に出てきたと思った。
部屋の中がゴミだらけなので、本が見つからない。
何とか探してみよう。