警告が多すぎるとユーザーは無視する
Q:VistaとXpの違い
A:
Windows Vistaでの最大の問題だと思うところは、画面設定などを切り替えるたびに警告ウィンドウが出てくるところです。
「警告が多すぎるとユーザーは無視してしまって役に立たない」という常識を忘れているように見えます。
(先日、とある証券会社で持っていない株を格安・莫大な量で売りにだしたという誤操作がありました。このときも警告画面を無視したために起きた事件でした。数百億円単位の損失がでました。)
また、ツールバーなどが大きく変わりました。
単に保存したいだけなのに、どうすれば良いかわからない人も大勢でることでしょう。
ちょっと心配しているのはJIS2004対応です。
ハートマークなどが「はーと」と入力して変換することで簡単に表示させることができます。UNICODEに対応していれば何の問題もないのですが、昔のマシンとの互換性が難しくなります。
この回答をした後に、次のBLOGの記事を見た。
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Windows Vista RC1 ではこの UAC の UI が変更される予定です。今は、ちょっと過剰とも言えるほどダイアログ(プロンプト)が表示されますが、それがもう少し整理される予定です。
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「ちょっと過剰」と言ってますが、「とっても過剰」の政治的な言い方のようだ。
「警告が多すぎるとユーザーは無視する」というのは間違いない事実であり、今のVistaβ2では、警告が過剰だ。