西暦とうるう年どちらが先?→うるう年:ユリウス暦から
Q:西暦と閏年、どちらが先
A:
うるう年の方が、西暦という考え方よりも前にできました。
西暦が考案されたのが、西暦525年だと言われています。宗教的な話でキリストが生まれた年を元年にしようと考案されたもののようです。
一方、うるう年が暦として定着した「ユリウス暦」は紀元前45年1月1日で、ジュリアス・シーザーによって暦が定められたそうです。
「ユリウス」とはシーザーのことです。
このユリウス暦は単純に4年に1度うるう年になるというものです。
しかしながら、地球の公転周期である365.2422日を、365.25日で近似する暦ですから、何百年も経つと差が広がります。
そこで、400で割り切れる年はうるう年、100で割り切れる年は平年、4で割り切れる年はうるう年、それ以外は平年とする、という現在の「グレゴリオ暦」に西暦1582年に切り替わりました。
これで、365.2422日を、365.2425日で近似することとなり、数千年は大丈夫となったのです。
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確かに、面白い話だ。
西暦で4で割ってうんぬん、という話はよく言われるがそれにあわせてうるう年という概念を作ったのではない。